新型コロナウイルス対策の持続化給付金を詐取したとして指名手配された谷口光弘容疑者(47)やその家族らのグループが、給付金の受け付け開始直後の約4カ月間で約1780件を申請していたことが、捜査関係者への取材でわかった。警視庁は、男らがセミナーを開催して短期間に多数の協力者を募り、組織的に不正な申請を繰り返していたとみている。
捜査関係者によると、谷口容疑者は東京都港区六本木にある飲食店経営会社の代表を務めており、この会社の事務所やファミレスでセミナーを開催。呼び掛けに応じて参加した知人らに「誰でもお金がもらえる」と説明し、申請者になるよう呼びかけていたという。
給付金の申請には、運転免許…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル